これまでに、いくつもの老後に備えた
貯蓄方法などを確認してきました。
しかしいざ老後を迎えても、先々の不安から
生活費を切り詰めて貯蓄に励む人が多いようです。
自分の死後、家族や子ども達に資産を残すことも大切ですが
ある程度は自分のために使い切ってしまいましょう。
そのためには、資産を用途別に分類しておくと
緊急時にも不安なく対応することができます。
具体的な方法を確認していきましょう。
まず、自分が持っている資産を多く分けて
以下の三つに分類しましょう。
・生活費
・緊急資金
・余裕資金
■生活費
月々の生活に必要な資金。
(普通預金として手元においておく)
■緊急資金
入院や災害時など突然の出費に対応する資金。
生活費の約4〜6ヶ月分と考えておきましょう。
(定期預金などを利用して生活費とは分けておく)
■余裕資金
上記を除いた残りの資金。
資産運用にまわしたり、
旅行や趣味など娯楽のために使いましょう。
(株式や外貨預金などで運用する)